久留米大学経済学部教員の秋本耕二と申します。久留米大学 のだめ弦楽合奏団は2011年春に結成されました。「のだめ」の呼び名は、「人の心の野の為に=野為(のだめ)」をその由来としています。「心の野を美しい音楽で満たす為に」という願いを込めています。下記に示す「のため諸法度」を理念に掲げるこの合奏団は、私が、経済学部の新入生に対し、授業の後「オーケストラを作ろう」と呼びかけたのを機に、そのうぶ声をあげました。最初は楽器が無い(秋本保有のヴァイオリン3挺のみ)、部員もいない(呼びかけに対し、集まてくれたのは2人でした)、お金もない(今もありませんが)、指導者もいないという厳しい環境でスタートしました。しかし、今は、音楽監督として大津和寛先生(元 九州交響楽団ビオラ奏者)を迎え、部員25人の合奏団として成長しました。
「のだめ諸法度」が掲げる理念のもと、仲間とともに心が通う「音楽家族」を作ることを目指しています。我々の主な活動は、久留米大学病院の小児科での演奏および音楽指導、介護施設での慰問演奏などのボランティア活動です。これらの活動を通し、学生たちは多くの子供さんやお年寄りとふれあい、地域の人々と心を通わせて、人間として大きく成長しています。
今後ともご支援・ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。