永久名誉音楽監督 大津和寛先生の紹介

  

昭和41年福岡県立伝習館高校卒業、同年宮崎大学に入学、1〜2年次を終了。昭和43年〜45年東京芸術大学に委託学生として入学、3〜4年次を終了。再び宮崎大学教育専攻科に戻り47年卒業。ピアノ・ソルフェージュを隈丸光次氏、指揮法を山田一雄氏、金子登氏、ヴィオラを祷貞夫氏に師事。昭和47年、福岡県高等学校教員として採用され県立北九州盲学校、新宮高校、福岡高等盲学校を経て平成13年4月、明善高校に着任。同年8月、福岡県で行われた第25回高等学校総合文化祭全国大会「器楽管弦楽部門」専門委員長。「第19回国民文化祭ふくおか2004、オーケストラの祭典」企画委員。明善高校在任中の7年間、同校オーケストラ部を指導、指揮。平成20年3月、同校を定年退職。同年4月〜平成23年3月の4年間、再任用教員として久留米高校にて勤務。教職の傍ら昭和48年九州交響楽団に一般団員として入団(ヴィオラ)。年間20回程の演奏会に出演。昭和63年九州交響楽団を退団し、現在は九響団友。平成27年4月以降「久留米大学 のだめ弦楽合奏団」指揮者。他に、大学病院に入院している子どもたちの為の院内学級の先生(音楽)、久留米市美術館でのサポートボランティア、平成29年度は、大分県立日田高等学校吹奏楽部の指揮者を兼任、等を精力的に行った。2022年8月10日永眠。
久留米大学「のだめ弦楽合奏団」より、謹んで永久名誉音楽監督の称号を贈らせていただきます。